転院の流れ

医者と相談セカンドオピニオンは転院とは違います。主治医と患者が納得して治療に取り掛かるための手段の一つです。今の主治医が信頼できない、相性が合わないからとセカンドオピニオンを受ける人がいますが、これは原則から外れています。セカンドオピニオンの利点は、より納得して治療に専念できる事です。医者は患者の命を預かり、患者は医者に命を預けます。お互いに信頼関係がなければ充分な治療効果は望めません。

セカンドオピニオンは治療も検査もしません。あくまでも、現在の治療に対して別の医者の意見を聞くだけのものです。その結果今とは違う治療方法が提案されても、すぐに転院を勧めるものではありません。違う治療方針が提案されたら、それを主治医に伝え、治療方法の再検討をお願いするのが本来の流れです。

その上でどうしても意見が合わない場合になって初めて、転院を検討する事になります。転院の流れはクリニックにより若干の違いはありますが、殆どの場合は紹介状が必要になります。ここには今までの検査結果や既に行っている治療などの情報も書かれますから、転院後スムーズに治療を開始するために必要です。しかし転院は治療が遅れるリスクもありますから、主治医が必要だと判断した時以外は避けた方が無難です。


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対象者と事前準備

セカンドオピニオンを受ける事ができるのは、原則として患者本人です。代理として患者の配偶者、親、子供、兄弟姉妹の家族が申し込む事もできますが、本人の同意書が必要になります。未成年の場合は本人との続柄が分かる書類が必要です。セカンドオピニオンは現在存命の患者に対して行われます。亡くなった患者に対する治療は対象ではありません。

セカンドオピニオンを受ける際は、事前に聞きたい事を整理しておきましょう。通常の外来は診察内容や検査内容によって金額が決まりますが、セカンドオピニオンの場合は多くが時間制です。30分単位で時間を決めているクリニックが多く、聞きたい事を整理しないままでは無駄に時間がかかってしまいますし、重要な事を聞き忘れてはお金の無駄になります。

メモセカンドオピニオンを受ける事になった理由が必ずある筈ですから、何故他の医者の意見を聞きたいのか、何に疑問を持っているのか、何に納得できていないのかをしっかり整理しておく必要があります。紙に箇条書きにしておくと安心です。また自身が抱えている病気や今の治療法について事前に勉強しておく事も大切です。知識がないままでは医者の意見を聞いても自分を納得させる事ができません。


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予約と必要書類

お金セカンドオピニオンは殆どの場合が予約制です。セカンドオピニオンを受ける場合は、まず予約する事から始まります。予約の際は必ずセカンドオピニオンである事を伝える必要があります。予約後の流れはクリニックによって異なる場合がありますが、多くはセカンドオピニオン専用の申込書への記入と現在かかっている医師からの紹介状、検査資料の持参を言われます。つまりセカンドオピニオンを受ける場合は、今かかっている医者にその旨を伝える必要があります。

セカンドオピニオンはあくまでも、今の治療に対して他の医者から意見を聞く事です。そのためには、今の担当医が何を元に治療方針を決めているのか詳細な資料が必要になります。同じ病名でも進行度は人によって違いますし、体質や過去の病歴、年齢や生活習慣からも治療方法は変わってきます。それらの情報を揃えてようやく、医者は治療内容について意見ができます。

そのため、セカンドオピニオンは予約から実際の外来までに時間がかかる事が特徴です。予約枠自体も一般の外来と分けられている事が多く、人気のクリニックでは予約がなかなか取れない可能性もあります。またセカンドオピニオンは原則として保険の適用外です。料金はクリニックによって違いますが、30分で1万円~2万円の所が多いです。

ちなみに私の経験ですが、関内のクリニックではセカンドオピニオン外来の費用が30以内で2万円、30以上30分ごとにプラス1万円でした。この金額でも、受けてよかったとは思っていますが、保険適用外ですとかなり高額になる可能性もあるので、事前に料金は確認しましょう。


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クリニックに不安なら

一昔前までは医者の言葉は絶対という印象がありました。医者は多くの知識と経験が必要な職業ですから、医者の言葉が強い影響力を持っている事は今でも変わりません。しかし最近はインターネットや書籍の充実で一般人でもある程度は医学の知識を得る事ができます。自分が思っていた事と医者の見解に違いがあり、不安になる事もあるでしょう。

セカンドオピニオンとは、現在自分が受けている治療について別の医者に意見を求める事です。全ての医者が平等に同じだけの知識や経験を持っているわけではありませんし、考えは一人一人違います。同じ状況でも、医者によって意見が違う事はあります。

不安セカンドオピニオンは失礼な行為だと意見する人もいますが、そんな事はありません。自分の体は他でもない自分のものです。大切な体を預けるのですから、納得のいく治療を受けたいと思うのは当然です。本当にこれでいいのかと不安なまま治療を続けていては、治るものも治らなくなります。

最近ではセカンドオピニオンを受け付けているクリニックが多くありますから、今の治療で不安な場合は一度受けてみましょう。しかしセカンドオピニオンは意見を聞くだけです。転院を前提とした外来は受け付けていません。またセカンドオピニオンを受ける際は現在の担当医からの紹介状と検査資料が必要です。保険も適用されませんから、受ける場合はどのクリニックで受けるのか、何を聞きたいのかを事前によく考える必要があります。


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